本記事は「Kindle Unlimitedの解約」を検討している方へ、以下のような疑問に答えます。
- 「解約後はいつまで本が読めるの？」
- 「解約の手続きはどうやるの？」
月額980円の利用料を節約したいけれど、読みかけの本がたくさんあって躊躇している方も多いのではないでしょうか。この記事では、「Kindle Unlimited」の解約方法から解約後の本の取り扱いまで、知っておきたい情報をわかりやすく解説します。
Kindle Unlimitedの解約方法
「Kindle Unlimitedの解約」は、スマートフォンやPCから簡単に行えます。デバイスごとに手順が若干異なりますが、どちらも数分で完了できます。
Amazonのサイトから直接解約手続きが可能で、特別な知識や複雑な操作は必要ありません。
ただし、Kindleアプリからは解約できないので注意が必要です。多くの方がアプリの削除で解約できると勘違いしているため、正しい手順を知ることが重要です。
スマートフォンでの解約手順
- Amazonにログイン
- 画面右上の人型アイコンをタップ
- 「アカウントサービス」から「お客様の会員資格と定期購読」を選択
- 「Kindle Unlimitedの設定」をタップ
- 「Kindle Unlimited会員登録をキャンセル」をタップ
- 「メンバーシップを終了する」で完了
PC版での解約手順
- Amazonにログイン
- 「アカウント&リスト」にカーソルを合わせる
- 「メンバーシップ及び購読」をクリック
- 「Kindle Unlimitedの設定」をクリック
- 「Kindle Unlimited会員登録をキャンセル」をクリック
- 「メンバーシップを終了する」で完了
このように、どちらの方法でも6つの簡単なステップで解約することができます。解約完了後は登録メールアドレスに確認メールが届くので、正しく解約できたかどうかすぐに確認できます。
解約後の読書期間について
解約後も次回の更新予定日まで本を読むことができます。つまり、すでに支払い済みの期間中は通常通りサービスを利用できるのです。
「Kindle Unlimited」は月額制のサービスのため、解約手続きを行っても次回の更新日までは契約が有効です。これは無料体験期間中に解約した場合も同様で、無料期間の終了まで読書を楽しむことができます。
具体的な例で見てみましょう：
5月15日に解約手続きを行った場合：
・5月15日〜6月14日：通常通り読書可能
・6月15日以降：読み放題対象の本が読めなくなる
このように、解約後も一定期間は読書を楽しめるので、読みかけの本を読み終える時間的余裕があります。焦って解約を躊躇する必要はありません。
解約時の注意点と対処法
解約する前に確認しておくべき重要な注意点があります。適切な準備をすることで、スムーズな解約が可能です。
解約後は読み放題対象の本にアクセスできなくなるため、事前の準備が必要です。また、一度解約した後の再契約に関する制限もあるため、慎重に検討する必要があります。
主な４つの注意点と対処法
- 読みかけの本の確認
・現在読んでいる本のリストを作成する
・更新日までに読み終えられるか計画を立てる
・特に気になる本は先に読んでおく - 閲覧履歴の管理
・必要に応じて閲覧履歴を削除
・履歴は解約後も残るため、プライバシーに配慮が必要 - 購入済み本の確認
・単品で購入した本は解約後も読める
・読み放題本との区別を確認しておく - 自動更新の確認
・解約手続き後、自動更新が解除されているか確認
・更新予定日をカレンダーにメモしておく
これらの点に注意を払うことで、スムーズな解約と快適な読書体験を維持できます。特に読みかけの本の管理は重要です。
無料体験期間中の解約について
Kindle Unlimitedの無料体験期間中でも解約は可能です。しかも、無料期間が終了するまではサービスを利用できます。
無料体験中に解約することで、うっかり有料期間に移行してしまうことを防げます。特に、試しに使ってみたい方や、期間限定で利用したい方におすすめの方法です。
無料体験期間中の解約のメリット
・期間終了後の自動課金を防げる
・無料期間を最大限活用できる
・解約を忘れる心配がない
・必要な場合は再契約も可能
注意点
・無料体験は1アカウントにつき1回限り
・再契約時は通常料金での契約となる
・無料期間終了後は自動で課金開始
解約後の本の取り扱いについて
解約後の「Kindle本」の取り扱いは、購入方法によって異なります。
Kindle Unlimitedで利用できる本には、「読み放題対象の本」と「個別に購入した本」があります。解約後はそれぞれ異なる扱いとなるため、理解しておく必要があります。
本の種類別の取り扱い：
- 読み放題対象の本
・契約終了後はアクセス不可
・ダウンロード済みでも読めなくなる
・ブックマークやメモは保存される - 個別購入した本
・解約後も継続して読める
・追加料金は発生しない
・端末の変更があっても読める - サンプル本
・解約後も読める
・購入機能も利用可能
Kindle Unlimitedの解約でよくある質問と回答
Q1. Kindleアプリをアンインストールすれば解約完了？
A1. アプリの削除だけでは解約されません。必ずAmazon公式サイトで解約手続きを行ってください。アプリを削除しても月額料金は継続して請求されます。
Q2. 解約したことをどうやって確認できる？
A2. 以下の3つの方法で確認できます
- 登録メールアドレスに届く確認メール
- Amazon公式サイトでの契約状況確認
- アプリ内での読み放題マークの表示変更
Q3. 間違えて解約した場合はどうすれば？
A3. 契約終了日までであれば、Amazon公式サイトから簡単に契約を再開できます。ただし、一度契約が終了すると、再度登録が必要となります。
Q4. 解約後も本のブックマークは保存される？
A4. ブックマークやメモは保存されます。再度契約した際に続きから読むことができます。
Kindle Unlimited解約のタイミングは計画的にしよう
「Kindle Unlimitedの解約」は、適切な手順を踏めば簡単に行えます。解約後も更新予定日までは読書を楽しめるので、焦って解約する必要はありません。読みかけの本がある場合は、更新日までに読み終えられるよう計画を立てることをおすすめします。
- 読みかけの本のリストを作成する
- 更新予定日を確認する
- 閲覧履歴の確認と必要に応じた削除を行う
- 上記の解約手順に従って解約を実行する
- 確認メールが届いたことを確認する
- 更新予定日までに読みたい本を読み終える
「Kindle Unlimitedの解約」に不安を感じている方は、この記事を参考に余裕を持って手続きを進めてください。
解約後も一定期間は読書を楽しむことができるので、安心して解約手続きを行えます。読書習慣や利用頻度に応じて、再契約するかどうかを検討してみるのもよいでしょう。
