嫁のおはなし②~はじめての不妊クリニック~

私は結婚が36歳、誕生日が来ると37歳。

「子供ができるかな…」

「でもまだ諦めたくない…」

 

夫に相談すると、「バービーは40歳で妊娠したんやで」と簡単に返答。

あまりにも軽い返答に拍子抜け。おかげで気楽に考えられた。

 

夫と相談し妊活を開始。

 

週末婚に仕事…。引っ越し準備に、転職活動。

妊娠しない。

「なんで…」「そんな簡単に出来るもんじゃないのか…」

生理が来るたびに落ち込む。

 

そんなとき、家の最寄り駅にあった英クリニックの看板

なんとなく年齢的な心配もあったので受診してみようと思い

恐る恐る電話。

明るい声の受付の人で、予約して受診することにした。

 

始めての不妊クリニック受診…。

どんな感じなのかとドキドキしていった。

 

中に入るとクリニックは、まるでホテル。

どうしていいのか分からず。

受付で相談。

すると、呼び出しなどの対応は、全部メールで送るとのこと。

 

そのため、病院で順番が来ると、よく「○○さ~ん」と呼ばれるが、呼ばれることもない。

診察室に入るとうち鍵。個人情報はかなり厳重に守られている。

 

私が受診した日は、土曜日でしたが、座るところがないほどの人。

こんなにも不妊で悩んでいる人がいるんだと初めて知った。

 

ただ、ここに受診した私も「不妊」ということになるのか…。

緊張しながら、メールを待ち。「診察室に入ってください」とメールが来る。

 

いざ診察!

 

なぜ受診に至ったのかと理由を先生に説明。

その後、自分自身が妊娠出来る体質なのかを調べるために、

生理の周期に合わせて、血液検査を行うことになりました。

慣れた看護師にから採決をされ、今後の説明を受ける。

 

一度にいろいろな説明を受け、初めての経験と不安から家に帰ったときには、

「なんか疲れた…」と夫に愚痴。

 

その後、気持ちがいっぱいいっぱいだったのか泣いてしまった。

 

泣くと気持ちが切り替わり、

妊娠するには、自分の今の身体の状態を知る必要がある!と思って

今後も通院することに決めました。

 

 

つづく。