「地震のニュースを見るたびに、なんとなく不安になる…」
子どもが生まれてから、そんな気持ちがずっと強くなりました。
- 「停電したら、ミルクのお湯はどうする?」
- 「真夏にエアコンが止まったら、この子は大丈夫?」
我が家では、カセットコンロ・液体ミルク・災害用の水、そして10万円を超えるポータブル電源を、全部そろえました。
この記事では、0歳の娘がいる我が家が、赤ちゃんの停電対策として「Jackery ポータブル電源 2000 New V2」を選んだ理由を書いています。
満充電で何がどれだけ動くのか、安く買えるセールの時期まで、まとめて紹介します。
✅ 先に結論
- 停電中、赤ちゃんのいる部屋の「暑さ・寒さ」はどうにもならない
- ポータブル電源「Jackery」で家の家電がほぼそのまま動く
- 本体とソーラーパネルをセールで買って、定価より約10万円安くなった
【結論】赤ちゃんの停電対策には「家電を動かせる電気」が必要
いろいろ考えて、僕がたどり着いた答えはこれです。
「0歳の娘を守るには、家電をそのまま動かせる電気があるかどうかが大きい」
停電中に娘を守るために必要なものを書き出してみたら、3つありました。
- ミルクを作るための熱いお湯
- 暑さ・寒さから守るエアコンや暖房
- 情報を調べたり、連絡したりするためのスマホ
どれも、電気さえあればすぐに解決するものばかりです。
お湯ならカセットコンロでも沸かせる。ミルクは液体ミルクでもなんとかなる。
でも、エアコンを動かす方法だけは、電気以外に思いつきませんでした。
だから僕は、家のコンセントをもう1つ持っておくつもりで、ポータブル電源を選びました。
【きっかけ】南海トラフ地震のニュースで「そのうち」が「今」に変わった
買おうと思ったきっかけは、南海トラフ地震のニュースです。
国の専門家の会議(地震調査委員会)が2025年9月に見直した結果、今は「30年以内に起きる確率は60〜90%程度以上」とされています。
計算のしかたは変わっても、「いつ起きてもおかしくない」という見方は変わっていないそうです。
子どもが生まれるまでは、正直どこか他人事でした。
でも今は、その数字がまったく違う重さで見えるんです。
特に変わったのは、妻でした。
もともと僕よりずっと心配性で、それがさらに強くなりました。
不妊治療をして、命がけで産んだ初めての子ども。
「この子だけは、絶対に守りたい」
その気持ちが、前とは比べものにならないくらい強くなったんだと思います。
僕も考えてみて、これは「命に関わる話」だと気づきました。
ミルクが作れなければ、娘は水分も栄養もとれません。
もし地震が真夏に起きたら?
エアコンが止まった部屋で、暑さに弱い娘を守りきれる自信は、ありませんでした。
その瞬間、僕の気持ちは一気に変わりました。
「そのうち備えなきゃ」→「今、備えないとまずい」
【停電で困ること】赤ちゃんのミルク・部屋の温度・スマホが止まる3つのリスク
① 0歳の赤ちゃんは、自分で体温を調節できない
赤ちゃんは大人と違って、自分で体温をうまく調節できません。
暑さにも寒さにも弱く、まわりの変化にもとても敏感です。
大人の僕が「ちょっと暑いな」と感じる部屋でも、娘にとってはもっとつらいはず。
なので僕は、停電中の部屋の温度を「快適かどうか」ではなく「安全かどうか」の問題だと考えました。
② ぬるい水では粉ミルクが作れない
粉ミルクは70℃以上のお湯で溶かすのが基本。ぬるい水だと粉が溶け残りやすく、雑菌の心配もあります。
うちの娘はもうすぐ1歳。生後3か月からミルクだけで育てているので、僕にとっては
お湯が沸かせない=娘のごはんが作れない
ということでした。
③ スマホが切れると、情報も連絡も止まる
避難の情報、水がもらえる場所、家族との連絡。災害のときは、きっとスマホが頼りになります。
夫婦2人のスマホに加えて、ミルクウォーマー(哺乳瓶を温めておく道具)など、充電が必要な育児グッズも我が家には意外と多いんですよね。
実際に起きた「ブラックアウト」発生
2018年の北海道胆振東部地震。
北海道のほぼ全体が停電する「ブラックアウト」(広い地域が一斉に停電すること)が起き、元に戻るまで約2日かかったそうです。
小さな子どもがいる家庭からは、
「粉ミルクのお湯が沸かせなかった」
「スマホの充電が切れて、情報を調べることもできなかった」
という声がたくさん上がり、これをきっかけに家庭用の非常用電源を用意する人が増えたといわれています。
数日の間、電気が使えない生活。想像できますか?
【比較】ポータブル電源・モバイルバッテリー・カセットコンロ、停電中にできることの違い
乾電池、モバイルバッテリー、カセットコンロ。どれも防災グッズの定番。
それぞれ停電中に何ができるのか、手持ちの備えと比べてみました
| 停電中にやりたいこと | 乾電池 | モバイルバッテリー(スマホ用の小さな充電器) | カセットコンロ | Jackery2000 New V2 |
|---|---|---|---|---|
| スマホの充電 | △専用の充電器でほんの少し | ○2回くらい | × | ◎家族の分を何日も |
| ミルク用のお湯(電気ケトル) | × | × | ○火で沸かせる | ◎30回以上(1回で約2%減る) |
| エアコン・暖房 | × | × | × | ○数時間〜(設定や外の気温しだい) |
| 冷蔵庫(ミルク・離乳食の保管) | × | × | × | ○大きい冷蔵庫だけで約1日(機種による) |
| 電子レンジ(離乳食の温め) | × | × | △鍋で湯せん | ◎ふつうの電子レンジなら使える |
| 夜の明かり | ○懐中電灯 | △USBライト | × | ◎ |
| 夜中や余震のときの使いやすさ | ◎ | ◎ | △火と換気に注意 | ◎火を使わない |
※Jackeryの数字は、メーカーの目安と、実際に使った人の記録(あとの章で紹介)をもとにしています。家電の種類や使い方、外の気温で変わります。
カセットコンロで「お湯」は守れる。でも「部屋の温度」は守れない
お湯を沸かすだけなら、カセットコンロでも十分です。我が家もそのために持っています。
ただ、カセットコンロではエアコンもスマホも冷蔵庫も動きません。
それに、余震が続くなか、夜中のミルクのたびに火をつける自分を想像したら……。
寝不足の頭では、ちょっとこわいなと思いました。家の中だと換気も気になります。
💡 僕が「たくさん電気をためられて、パワーも大きい」ポータブル電源にしようと決めた一番の理由は、ここでした。
【我が家の防災グッズ】液体ミルク・カセットコンロ・保存水だけでは足りなかったもの
我が家の停電・断水への備えは、今こんな形です。
| 備え | 守れるもの | 守れないもの |
|---|---|---|
| 液体ミルクの備蓄 | お湯なしでミルクをあげられる | 部屋の温度、スマホ、冷蔵庫 |
| カセットコンロ | お湯を沸かせる、かんたんな料理 | 部屋の温度、スマホ、冷蔵庫 |
| 災害用の水<br>(10年保存水) | 飲み水、ミルク用の水 | 電気が必要なことすべて |
| ポータブル電源 | エアコン、スマホ、冷蔵庫、ケトル、明かり | 停電が長引くと充電が必要<br>(→ソーラーパネルで補う) |
💧 我が家の災害用の水
備えているのは、アコールの「10年保存水」(400ml×24本入り)です。
ミネラルをほとんど含まない水(硬度ゼロの純水)です。商品ページにも「赤ちゃんのミルク作りにも」と書かれていて、ミルクに使うことも考えてこれを選びました。
10年もつので、一度そろえたら長く置いておけるのも気に入っています。
そろえるものを考えていたとき、表のように並べてみて気づきました。
液体ミルクやカセットコンロで「ごはん」は守れても、「部屋の温度」と「情報」は守れない
液体ミルクもカセットコンロも、大事な備えであることは変わりません。
でも、それだけで真夏や真冬の停電を乗り切れるかというと、僕には自信がなかった。
だから、足りない部分を埋めるために、ポータブル電源も一緒にそろえることにしました。
【レビュー】Jackery ポータブル電源 2000 New V2を選んだ5つの理由
僕が選んだのは、「Jackery ポータブル電源 2000 New V2」(日本限定モデル)です。
ソーラーパネル(太陽の光で発電する板)は、「Jackery SolarSaga 100W air」をあとから買い足しました。
イメージとしては、停電したときに家のコンセントの代わりになる「持ち運べるコンセント」と、それを太陽で充電できるパネルです。
主なスペック
| 項目 | ポータブル電源 2000 New V2 |
|---|---|
| ためられる電気の量 | 2,048Wh |
| 一度に使えるパワー | 2,200W(動き始めの一瞬だけなら4,400W) |
| 充電にかかる時間 | 家のコンセントから約1.8時間で満タン |
| 電池の種類 | リン酸鉄リチウムイオン電池<br>(約4,000回くり返し充電できる・約10年もつ目安) |
| 停電したとき | UPS機能で、約0.01秒で自動的に切り替わる |
| 重さ・大きさ | 約18.6kg/約35.5×26.4×29.2cm |
| 差し込み口 | 家電用コンセント×3、USB(Type-C)×2、USB(Type-A)×1、車のシガーソケット×1 |
| その他 | スマホのアプリで、残りの電気の量を確認したり操作したりできる |
| 項目 | SolarSaga 100W air |
|---|---|
| 発電のパワー | 100W |
| 水やほこり | IP68(雨やほこりにとても強い) |
| 便利なところ | USBでスマホを直接充電できる、薄くて軽い |
📘 ことばのかんたん解説
- W(ワット):家電が一度に使う電気の大きさ。数字が大きい家電ほど、パワーのある電源が必要。
- Wh(ワットアワー):ためられる電気の量。数字が大きいほど、長く使えます。
- UPS機能:停電した瞬間に、つないでいる家電への電気を自動で切り替える機能。家電が止まりにくくなります。
- リン酸鉄リチウムイオン電池:くり返し充電しても劣化しにくく、長持ちしやすいタイプの電池。
- IP68:水やほこりへの強さを表すマーク。「68」は、雨の中でも使えるくらい強いという意味です。
理由① 家の家電がほぼそのまま動く「2,200W」
家のコンセント1か所で使える電気は、だいたい1,500Wまでです。
だったら、2,200Wまで使えれば、ふだんコンセントにつないでいる家電はほぼ動かせると考えました。
電気ケトルも、調乳ポットも、電子レンジも、この範囲におさまります。
理由② 長くしまっておける電池
この電池は、約4,000回くり返し充電できます。
メーカーは「毎日使っても約10年」と説明しています。
防災グッズで僕が一番こわかったのは、「いざという時に使えない」こと。
長くしまっておくつもりだったので、電池が長持ちすることは大事。
理由③ 停電した瞬間に切り替わるUPS機能
停電すると、約0.01秒で、ポータブル電源からの電気に自動で切り替わります。
たとえば冷蔵庫をつないでおけば、夜中に停電しても止まらずに動き続ける。
ただ、この機能を使うときは、つなげる家電は合計1,500Wまでという決まりがあります。
切り替えも完全に0秒ではないので、つなぐ家電は説明書で確認するつもりです。
理由④ あとから気づいた、ソーラーパネルの大切さ
実は、最初は本体だけを買いました。でも、あとでよく考えて、気づいたことがあります。
停電中は、家のコンセントから充電できません。
つまり使えるのは、停電の前に本体にためておいた分だけです。
ためておいた電気を使い切ったら、そこで終わり。
ブラックアウトのように停電が何日も続けば、どんなに大きなバッテリーでも、いつかは空になります。
でもソーラーパネルがあれば、停電中でも、太陽の光で本体を充電できる。
晴れた日にベランダで少しずつ充電すれば、「電気がゼロになる日」を先にのばせます。
パネルがあるかないかで、安心感はまるで違う。そう考えて、あとから買い足しました。
理由⑤ 賃貸マンションでも「工事なし」で電気をためられる
ポータブル電源なら、
- 工事も、大家さんの許可もいらない
- 届いたその日から備えになる
- 引っ越しても持っていける
賃貸に住む我が家にとっては、これが一番かんたんにできる「電気の備え」でした。
【稼働時間】満充電で何時間使える?エアコン・ケトル・冷蔵庫の目安と実測
「2,048Wh」と言われても、正直ピンときませんよね。僕もそうでした。
なので、満タンの状態で、どの家電をどれくらい動かせるのかを調べてみました。
メーカーの目安
Jackery公式サイトに載っている、満タンからの目安です。
| 家電 | 使う電気の大きさ | 使える時間・回数 |
|---|---|---|
| スマホの充電 | 29W | 約80回 |
| ノートパソコンの充電 | 80W | 約24回 |
| LEDの明かり | 10W | 約60時間 |
| テレビ | 60W | 約25時間 |
| 冷蔵庫 | 15〜520W | 約3.2〜72時間 |
| 電気ケトル | 850W | 約2時間(ずっと使い続けた場合) |
| 電子レンジ | 960〜1,160W | 約1.5時間 |
| エアコン | 900W | 約2時間 |
※出典:Jackery公式サイト(ポータブル電源 2000 New V2 商品ページのよくある質問)
エアコンの「約2時間」は、ずっと全力で動き続けた場合の計算です。
実際のエアコンは、部屋が冷えると使う電気が少なくなります。そこで、実際に試した人の数字も探してみました。
実際に使ってみた人の数字(旧モデル2000 Newでの記録)
ひとつ前のモデル「2000 New」(2,042Wh)を、実際に家で使って記録しているブログがありました。
V2とためられる電気の量がほぼ同じなので、目安になると思います。
エアコン(6畳・28℃設定)
| 条件 | 満タンから動いた時間 |
|---|---|
| 真夏の昼(外は35℃・日差しあり) | 約6時間半 |
| 熱帯夜(外は25〜28℃) | 約11時間半 |
ほかの家電で減った量
| 家電 | 使い方 | 減った量 |
|---|---|---|
| 電気ケトル | 0.8Lを1回沸かす | 約2% |
| 電子レンジ | 600Wで2分あたため | 約2% |
| 炊飯器 | 5.5合炊きで1回炊く(約55分) | 約15% |
| 大きい冷蔵庫(485L) | ずっと動かす | 約24時間で0%に |
| 電気毛布(弱) | 約1時間20分 | 約1% |
※出典:ブログ「py10ry」の記録(Jackery 2000 Newで使える家電/エアコンは何時間使える?)。家電の種類や使い方、部屋や外の気温で変わります。
我が家に当てはめてみると
この数字を見て、まず思ったのはこれです。
ミルク用のお湯なら、1回で約2%。
ということは、1日4回お湯を沸かしても、減るのは1割にも届きません。
一方で、一番電気を使うのはエアコンと冷蔵庫。
真夏の昼にエアコンをつけっぱなしにすれば、半日もたずに空になります。でも、一番つらい時間だけにしぼれば、ミルクやスマホの分は十分に残せる。
「何に、どれだけ使うか」を決めておけば、2,048Whはかなり頼れる量だと感じました。
【停電シミュレーション】赤ちゃんのいる家でポータブル電源をどう使う?
数字だけ並べても、実際に停電したときの様子は想像しにくいですよね。
なので、「もし今夜、停電したら」を、僕なりに考えてみました。
電気の流れは、とてもシンプル
まずはつなぎ方から。むずかしいことはありません。
- 家電:本体のコンセントに、いつものプラグをそのまま挿すだけ
- スマホ:本体のUSBの差し込み口に、いつもの充電ケーブルを挿すだけ
- ソーラーパネル:ベランダに広げて、付属のケーブルで本体につなぐだけ
「家のコンセントの代わりに、本体のコンセントを使う」。
感覚としては感覚としては、これだけです。
停電1日目:ためておいた電気でしのぐ
夜、突然の停電。
まずはクローゼットから本体を出して、リビングに置きます。
ふだんから満タンにしているので、この時点で約2,000Wh分の電気が手元にあります。
| やること | つなぐもの | 減る量の目安 |
|---|---|---|
| ミルク用のお湯 | 電気ケトルで1回沸かす | 約2%/回 |
| 部屋の温度 | 6畳のエアコン | 1時間で約9〜15%<br>(熱帯夜〜真夏の昼) |
| 情報・連絡 | 夫婦のスマホ2台を満タンに | 約3% |
| 夜の明かり | LEDライト | 1時間で約2% |
※前の章の数字をもとに、僕が計算した目安です。
ミルクを4回作って、エアコンを2〜3時間つけて、スマホを充電する。
僕の計算では、これで本体の電気の3〜5割ほどを使います。
ミルクとスマホだけなら、合わせて1割ほど。電気の減り方を大きく変えるのは、エアコンです。
なので我が家は、「ミルクは最優先。なるべくエアコンは一番つらい時間に」と決めています。
停電2日目:晴れたら、太陽で電気を足す
朝、晴れていたら、ソーラーパネルをベランダに広げて本体につなぎます。
ここで差が出るのが、パネルの大きさです。天気にもよりますが、晴れた日に半日ほど日に当てると、
- 100Wのパネル1枚:1日で数百Wh
- 200Wのパネル1枚:その倍くらい
が、だいたいの目安です。
ミルクとスマホで使った1割ほどなら、100Wのパネルでも晴れた日に取り戻せる計算です。
200Wなら、さらにエアコンで使った分の一部まで取り戻せる。
セットをすすめたい理由のひとつは、ここにもあります。
つまり、パネルがあれば、
「ミルク用のお湯」と「スマホの充電」は、停電が何日続いても止まりにくい
という状態をつくれます。これが、僕がパネルを必要だと思った一番の理由でした。
停電3日目から:使う量と、足す量のバランス
あとは、この繰り返しです。
- 昼:晴れていればパネルで充電。スマホもパネルから直接充電できる
- 夕方〜夜:ためた電気で、ミルク・スマホ・明かり。暑い(寒い)時間だけエアコン
- 雨の日:ためてある分を大切に使う日。エアコンはひかえめに
本体だけだと、2日目からは「残りを減らしていくだけ」になります。
パネルがあれば、「減った分を、晴れた日に足していく」ことができる。
停電が長引くほど、この差は大きくなると僕は考えています。
※数字は、本体にためられる電気の量や、ふつうの家電が使う電気の量をもとにした、僕のおおまかな計算です。家電の種類や天気、外の気温で大きく変わります。
【購入後の本音】まだ一度も出番がない。でも、それでいい
ここは隠さずに書いておきます。
2026年3月に本体を買ってから半年以上、我が家のポータブル電源はまだ一度も使っていません。
やったことといえば、届いてすぐに満タンまで充電して、クローゼットにしまっただけ。
「じゃあ使い心地はわからないじゃん」と思われるかもしれません。
でも、防災の備えって、本来そういうものだと僕は思っています。
使わずにすんだなら、それが一番いい。
保険と同じで、出番がないまま時間がたつのは「損」じゃなくて「無事だった証拠」。
それに、地震のニュースを見たときの気持ちは、買ってから変わりました。
「どうしよう…」→「まあ、クローゼットにあれがあるし」
毎日寝不足でバタバタしている僕たち夫婦にとって、この心の余裕が一番の効果でした。

【価格】ポータブル電源は10万円超で高い?実際に払った金額
正直、10万円を超える買い物は、かなり迷いました。
おむつ、ミルク、これからかかる教育費。
子育て中の家計で「いつ使うかわからないもの」に10万円以上は、勇気がいります。
そこで、実際に払った金額で計算してみました。
我が家が買ったもの
| 買ったもの | 買った時期 | 定価(参考価格) | 実際に払った金額 |
|---|---|---|---|
| ポータブル電源 2000 New V2 | 2026年3月(Amazonタイムセール) | 199,800円 | 109,620円(45%OFF) |
| SolarSaga 100W air | 2026年7月(Amazonプライムデー) | 32,800円 | 21,320円(35%OFF) |
| 合計 | 232,600円 | 130,940円 |
定価より、約10万円安く買えました。
「使わなかったら損」より「備えていなかったら損」
停電が長引いたら、何が起きるか。僕なりに想像してみました。
- 停電していない地域のホテルへ避難する(家族で何泊かすれば数万円。しかも満室かもしれない)
- 冷蔵庫の中の食べ物がダメになる
- 暑さや寒さで娘が体調をくずしたら、病院に行ったり付きそったりが必要になる
- 何より、夫婦の寝不足と心の負担
ポータブル電源は「壊れる前の暮らし」を守ってくれるもの。
こう考えたら、お金で買える安心のなかでは、我が家にとって十分に元がとれる買い物だと思えました。
キャンプや車中泊、帰省先でも使えるので、しまっておくだけの道具じゃない。
これも背中を押してくれました。
【デメリット】重さ・置き場所・値段と、我が家の対策
いいことばかりでは信用できないと思うので、気になったところも書いておきます。
⚠️ 気になったところ① 重い(本体 約18.6kg)
同じくらいの大きさの製品の中では軽いほうですが、それでも片手でひょいっとは持てません。
我が家の考え方
- 持ち歩く道具ではなく、「家に置いておく非常用コンセント」と割り切った
- 停電したら、クローゼットから出して使うつもりでいる
⚠️ 気になったところ② 置き場所をとる
我が家は、本体もソーラーパネルもクローゼットの中にまとめてしまっています。
ふだんは目に入らないので、部屋がせまくなった感じはありません。
我が家の考え
- クローゼットなら、直射日光や高い温度をさけられる
- つかまり立ちやいたずらが始まった娘の、手が届きにくい
- しまいっぱなしだと電気が少しずつ減ることもあるので、ときどきアプリや本体で残りを確認するつもり
⚠️ 気になったところ③ パネル1枚だと、満タンにするのはむずかしい
100Wのパネル1枚だと、晴れていても2,048Whを満タンにするには、かなり時間がかかるそう。
我が家の考え方
- ふだんは家のコンセントで満タンにしておく(約1.8時間)
- ソーラーパネルは、「停電中に減った分を少しずつ足す」「スマホを直接充電する」ための保険と考えている
- 使うならベランダ。日当たりは前もって見ておくつもり
⚠️ 気になったところ④ 値段が高い
これは、セールを待つことで解決しました。くわしくは次の章で。
【安く買う方法】Jackeryのセール時期と、僕の買い方
定価では買わないと決めた
Jackeryは1年に何度も大きなセールがあり、40〜50%OFFになることもよくあります。
定価がかなり高めなので、僕は「セールの値段が、ふつうの値段」だと考えました。
定価で買う理由は、ありませんでした。
本体を先に、パネルはあとから
僕が買った順番は、こうです。
- 3月:Amazonのタイムセールで本体だけを購入
- 7月:Amazonプライムデーでソーラーパネルを買い足し
最初から計画していたわけではありません。理由④で書いたとおり、本体を買ったあとで「使い切ったら終わり」と気づいて、パネルを足しました。
結果的に、出費が分かれたことと、それぞれ安いときに買えたことは、うれしいおまけでした。
💡 これから買うなら、僕は「本体とパネルのセット」をすすめたい
でも、今の僕が最初から買い直すなら、本体とソーラーパネルのセットを選びます。
理由は3つです。
- パネルを買うまでの4か月間、「使い切ったら終わり」だったから その間に大きな停電が起きていたら、ためておいた電気がなくなった時点で、僕にはどうすることもできませんでした。
- 本体とパネルは、2つでひとつの備えだと思うから パネルがあれば、使った分を晴れた日に少しずつ取り戻せる。停電が長引くことまで考えると、最初からそろえておくほうが自然でした。
- セットなら、パネルが200Wになるから 我が家が買い足したのは100Wのパネル1枚。セットについてくるのは200Wなので、同じ日差しでも、たくさん電気をためられます。
なので、これから買う方には、僕の経験から「買うならセットで」とおすすめしたいです。
| 買い方 | 僕の考え |
|---|---|
| ⭐ 本体とパネルのセット | これから買うなら、これをすすめたい。停電が長引いても、太陽で電気を足せる |
| 本体とパネルを別々に | 我が家のパターン。出費は分けられるけど、パネルを買うまでは「使い切ったら終わり」 |
| 本体だけ | 予算を一番に考えたいとき。ふだん満タンにしておけば、短い停電には備えられる |
2026年に実際にあった主なセール(2000 New/2000 New V2)
| 時期 | セール | 値段の例 |
|---|---|---|
| 3月 | Amazonタイムセール | 2000 New V2 本体109,620円(45%OFF・我が家が購入) |
| 5月 | 公式「初夏の備え応援セール」 | 2000 New ソーラーパネルセット148,200円(50%OFF) |
| 7月 | Amazonプライムデー+公式セール | 2000 New ソーラーパネルセット約14.6万円(51%OFF)SolarSaga 100W air 21,320円(35%OFF・我が家が購入) |
| 8月 | Amazonセール | 2000 New V2 本体<br>119,586円(40%OFF) |
| 10月 | Amazonプライム感謝祭+公式セール | 2000 New V2 ソーラーパネルセット157,520円(45%OFF)<br>最大52%OFF |
| 11月下旬 | ブラックフライデー(2025年の例) | 2000 New ソーラーパネルセット163,200円(公式50%OFF) |
僕の「このくらいなら買い」の目安
- 2000 New V2 とパネル200Wのセット:15万円台
- 2000 New V2 本体だけ:11〜12万円台
- SolarSaga 100W air:2万円台前半
あくまで僕の目安です。
このくらいまで下がっていたら、買っていいと考えています。
買う前に確認しておいてよかったこと
- [x] クーポン:セールに合わせて、公式サイトとAmazonの公式ストアで、さらに5%安くなるクーポンが出ることがあります
- [x] 公式サイトとAmazonの両方:同じセールの時期でも、値段がちがうことがありました
- [x] 保証の内容:買うお店によってちがうことがあるので、カートに入れる前に確認しておくと安心です
【よくある質問】赤ちゃんの停電対策とポータブル電源のQ&A(僕の考え)
Q. 液体ミルクを用意しておけば、ポータブル電源はいらない?
A. 液体ミルクはお湯なしで飲ませられるので、備えとしてとても心強いです。我が家も用意しています。
ただ、守れるのは「ごはん」まで。エアコン・冷蔵庫・スマホは動かせません。
なので僕は、「液体ミルク」と「ポータブル電源」の両方をそろえました。
Q. もっと安い1,000Whクラス(ためられる電気が約半分)じゃダメ?
A. 予算を優先するなら、それも選択肢になると思います。ケトルでお湯を沸かす、スマホを充電する、くらいならできます。
僕が2,000Whクラスにしたのは、「夏の停電で、エアコンを数時間でも動かしたい」と考えたから。そのために、ためられる量の多さを優先しました。
Q. ソーラーパネルは最初から買わないとダメ?
A. 本体だけでも、ふだんから満タンにしておけば、短い停電には備えられます。
ただ僕は、パネルを買うまでの4か月間「使い切ったら終わり」だったことを、あとから不安に感じました。
だからこそ、これから買う方には最初からセットをすすめたいです。
Q. 賃貸マンションでもソーラーパネルは使える?
A. ベランダに置くだけなので、工事はいりません。我が家も賃貸マンションです。
ただ、ベランダの向きや日当たりで、発電できる量はかなり変わります。
風で飛ばされないよう、使うときだけ出して、終わったらしまうつもりです。
Q. 防災以外にも使える?
A. キャンプや車中泊、帰省先やピクニックでも使えます。防災のためだけの道具にしなくていいのは、気が楽なところ。
育児グッズでいうと、我が家で使っている充電式のミルクウォーマーも、停電中にここから充電できます。
まとめ|赤ちゃんの停電対策に、僕は「家族の安心」を先に買っておくことにした
✅ この記事のまとめ
- 赤ちゃんのいる我が家には、「家電をそのまま動かせる電気」の備えが必要だと考えた
- カセットコンロや液体ミルクだけでは、エアコンや冷蔵庫は動かせない
- 実際に払ったのは、本体とパネルで130,940円(定価より約10万円安く買えた)
- 重さと置き場所は、「クローゼットに置いておく」ことで解決した
- 本体だけだと「使い切ったら終わり」。これから買うなら本体とパネルのセットがいい
いつ使うかわからないものにお金をかけるのは、今でもちょっと勇気がいります。
実際、我が家のポータブル電源はまだ一度も使っていません。
それでも、クローゼットにあれがあるだけで、「うちは大丈夫」と思える日が増えました。
僕にとっては、それだけでも買ってよかったと思えています。
同じように迷っている方にとって、この記事が「うちはどうする?」を考えるきっかけになればうれしいです。
【これから買うなら】本体とソーラーパネルのセットがおすすめ
「うちにも、もしものときの電気の備えがほしいかも」
そう感じたら、まずは今の値段とセールの様子をのぞいてみてください。
▼ ⭐ 僕がすすめたい「本体とソーラーパネル200W」のセット
▼ 参考:我が家が別々に買ったもの
もう本体を持っている方や、パネルだけ買い足したい方はこちら。
▼ 公式サイトのセール会場
家族との毎日を守る備え、一緒に考えていけたらうれしいです。




